滑舌コンサルタントの備忘録

間髪入れない「返し」に必要なこと

皆様お久しぶりです。

 

本ブログ、「新人Webマーケターの滑舌奮闘ブログ」

*昔のブログ名です。

およそ2ヶ月ぶりの更新ということで、

あまりにも遅いサイト更新に、

周囲の人たちからは「もうあのブログ辞めたの?」といった

お声をたびたび頂きました。

 

一度更新を止めてしまうと、再開するまでに

かなりのエネルギーを必要としますので、

正直、また挫折するのか・・・と諦めたこともございました。

(この気持ち、わかって頂けますかね?)

今回、ブログを再開した理由としては複数挙げられるのですが、

一番にはアウトプットの大切さを身に沁みて感じたからです。

 

アウトプットは、情報のインプットと思考という

2段階のプロセスを前提とした行為です。

すなわち、何らかの学びや考察がないとできないことです。

仕事においては、特に瞬発的なアウトプットを求められる機会が多いので、

こうしたブログに日々の学びを書くことでアウトプットの練習をするのは、

とても意味あることだと思います。

 

先日、外山滋比古『ユーモアのレッスン』(中公新書)を読みました。

そこには、日本美術院を創設し、海外に日本美術を広めた文人、

岡倉天心の逸話が紹介されていました。

※余談ですが、今年のシルバーウィークには北茨城市にある

 岡倉天心美術館に行って参りました(写真はその時のもの)。

 

 

天心はアメリカに渡り、ボストン美術館の中国・日本部長になりましたが、

常に羽織袴の服装で、郷に従うことを善しとしなかったようです。

ただし、『茶の湯(THE BOOK OF TEA)』という大ベストセラーを執筆した

彼の英語は極めて流麗なものであり、評価されていたそうです。

 

ある日、天心がマンハッタンを歩いていると、いかにもな北米の白人が

彼に話しかけてきたそうです。

Which nese are you, Chinese or Japanese ?

(あなたはどっちの“ニーズ”ですか、チャイニーズ、ジャパニーズ?)

それに対して天心は間髪入れず、

Which key are you, donkey, monkey, or yankee ?

(あなたはどのキーですか、ドンキー、モンキー、ヤンキー?)

 と訊き返しました。

* 外山滋比古『ユーモアのレッスン』(中公新書).P84.

 

つまり、アメリカ人がアジア人である彼を見て、中国人か日本人か分からず、

からかい半分で訊いたので、天心はカチンときたのか、

「お前はロバ(馬鹿やとんまの意味もある)か

サル(いたずら小僧、人まね小僧)、それともヤンキー(チンピラ)か」

とやり返したということ。

これには冗談を言った外人が思わず舌を巻いてしまったそうです。

 

この逸話は、岡倉天心の頭の回転の速さを物語るとともに、

文人として日々「詩」や、そこに用いられる「韻」について学び考える

天心の「返し」の強さを窺い知れるものですね。

 

 

毎日の学習と、それに基づく思考があればこそ、

間髪入れない的確な「返し」ができるようになります。

お笑い芸人の方も、常日頃から「お笑い」というものについて

真面目に考えているからこそ、面白い返しができるんですね。

 

そのためにも、継続的なアウトプットをする場としてのブログは

僕も大切にしていきたいと思っています。

 

という訳で、引き続きよろしくお願いいたします。

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